こんにちは、たけしGXです。
クロマチックハーモニカの練習を始めて約一年経過しました。
改めてクロマチックハーモニカの魅力ってなんだろう?
とふと思ったので、クロマチックハーモニカの魅力について考えてみました。
ただ、まだまだ初心者な筆者の個人の意見です。
これが魅力の全てではないでしょうが随時更新していきますので、もしよかったら参考にしてみて下さい。
クロマチックハーモニカの魅力
音色
まず一番にあげるのはコレでしょう!
何と言ってもこの音色が魅力です。
哀愁漂うこの音はハーモニカにしか出せません。
そう思っています。
ああ、この音色!大好きです!
「歌う」に近い?
私みたいな音痴で自分の声に自信がない者でも、クロマチックハーモニカなら歌う事ができる。
ある日この事に気が付きました。
楽器を演奏しているとたまに、「楽器と一体化したような感覚」になる境地に達する事があります。
アレッ?なんだこれは!まるで歌っているのと同じ感覚では?
凄く気持ちいい!
ハーモニカは音を発する部分が口元なのでハーモニカと一体化してまるで歌っているような感覚になりました。
ああ、なるほど
「歌うように吹く」
これが自分が求めるハーモニカの最終形態なのかなと思いました。
脱線しましたが、要するに言いたい事は、
ハーモニカを演奏すると「歌う」に近くて気持ちいい
という事です。
見た目
ハーモニカの中でもクロマチックハーモニカは少し大きめでゴツいです。
そこがまたカッコイイ。
おもむろに出した時に、子供の頃に見たおもちゃのようなハーモニカしか知らない人は、
![](https://takeshigx.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
えっ?これハーモニカだよね?
という反応になります。
![](https://takeshigx.com/wp-content/uploads/2020/09/たけしGX.jpg)
クロマチックハーモニカです!
と何故か優越感に浸れます。
マイナー楽器の利点?とでも言っておきますか。
どんな曲でも合うオールラウンダー
実はどんな曲でも合う楽器です。
ジャズ、クラシック、演歌、民謡、ポップスなどなど、違和感なく溶け込みます。
クロマチック音階+べンド奏法で幅広くカバーできる
クロマチックハーモニカはスライドレバーを使うことで半音階も出せるので、これ一本で全ての曲が吹けちゃいます。
さらにベンド奏法を使えば、ギターで言うクウォーターチョーキング(3分の1音上げる)のようなあいまいな音も出せたりするので表現力は無限大です。
ポケットサイズでどこにでも持ち込める
デカくて重い楽器と違いハーモニカは小さいです。
気楽に持ち運べるので、カバンにいつも忍ばせています。
機会があったらいつでも演奏ができるのがいいですね。
吸っても音が出る
ハーモニカは他の吹奏楽器とは違い吸っても音が出ます。
そのため、音を詰め込んだフレーズでも息が続かなくなりにくいです。
吹き吸いのバランスが良ければ延々に音を出し続ける事ができます。
とは言え、実際はそう上手くいかない事も多いんですけどね…
吹き音が多かったり、逆に吸い音過多で息が苦しくなったりもします。
それでもやはり吹くオンリーの楽器よりはアドバンテージがあるのは確かです。
実は体力を使う
小さなハーモニカだから演奏を見てても疲れるようには見えません。
しかし、実際は口先だけで吹いているわけではなく、腹式呼吸によって口、喉、肺、腹筋を使って演奏しています。
これが結構ハードです。
曲によっては一曲吹き切った後にハアハアと息切れがする時もあります。
えっ?疲れるのがハーモニカの魅力?
と思うかも知れませんが、体を鍛える効果があるということで魅力としました。
健康維持という方面でもハーモニカは役立ちそうです。
※熟練するにつれて無駄な力が抜けて楽に吹けるようになると思っています。
演奏の難易度は低め?
決まった穴を吹けば決まった音が出るので、解りやすいし難易度が低いと思います。
トランペットなどのように音を出すのに一苦労という事はないでしょう。
音の出しやすい中音域なら始めてすぐに音が出せると思います。
とは言え、一つの穴で吹き吸いを含めると4種類の音で出せるのと、低音域、高音域の音は出しにくいので練習は必要です。
結局のところ楽器の演奏は慣れによるところが大きいのは変わりません。
とっつき易い楽器だとは思いますが、簡単な楽器というわけではありません。
クロマチックハーモニカの弱点
音量が低め
ハーモニカの音量には限界が有ります。
そのため、野外で吹く時や他の楽器と合わせて演奏するときなどは、音量不足で埋もれてしまう可能性があります。
アンプラグドでやる分にはまだマシですが、アンプに繋いだ楽器(ギターなど)と一緒に演奏する場合はこちらもマイクを使って対抗せざるを得ません。
エレアコみたいにプラグインできるハーモニカが有ったらいいなと思ってますが、ニッチ過ぎる需要のため出てこないでしょうね。
ということで、将来的にバンド演奏を目指すならマイクを使った練習も必須ということになります。
速いフレーズは苦手?
ただ、私のテクニックが無いだけという理由もありますが、楽器の特性上高速フレーズはキビシイなと感じています。
しかしながら、「速く吹ける=上手い」という事ではないと思いますし、クロマチックハーモニカで高速フレーズは求められてないとも思います。
スピードでは無くハーモニカの音色を生かしたメロウなサウンドで勝負すればいいんじゃないかな?と思っています。
とは言え、慣れてくれば素早く吹くこともできるようになってくるハズ。
全く不可能という事でもないでしょう。
練習あるのみです。
まとめ
始めて1年ちょっとというまだまだヒヨッコな筆者ですが、今の段階で感じたクロマチックハーモニカの魅力をまとめてみました。
とにかく一番言いたい事は、
「ハーモニカの演奏は『歌う』に近くて気持ちいい!」
という事です。
書いているうちに改めて魅力を再確認できて良かったです。
しかし、まだまだ伝えきれていない事はあると思いますので気が付いたら随時更新していこうかなと思っています。
何故か流行らない楽器「クロマチックハーモニカ」の魅力が少しでも伝わりましたでしょうか?
以上です。
読んでくれてありがとうございました。
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