夏休み中、元気いっぱいでエネルギーを持て余してるお子さんをどこかに連れて行ってあげたい。
そう思ってもなかなかいい場所は思いつきませんよね?
暑いし、できれば涼しい場所がいい。
さらに、普段体験できないような事ができればもっといい。
そんな悩みも持つパパやママにオススメの場所を見つけました。
筆者の息子(小学2年生)も楽しかったと喜んでいたので紹介します。
しもやま 平瀬ヤナ
豊田市にある巴川のほとりにあり夏期のみの営業です。
「鮎のつかみどり」や「鮎料理」、「川遊び」、「虫とり」、「バーベキュー」が楽しめ、自然に囲まれ都会ではできない貴重な体験ができます。
ヤナってなに?
観光ヤナとも言い、梁漁(やなりょう)で捕れた魚を出す食事処です。
魚は手で簡単につかめるので、大概のヤナはお客さん自ら体験できるようになっています。
梁漁とは?
川の中に足場を組んで作った梁(やな)。 この梁は、すのこ状になっており隙間が空いています。
そのため、川の水は通すが魚は隙間に引っかかり通り抜けることができません。ざるで水を切る原理と同じです。
魚は梁に打ち上げられるので、あとは捕るだけ。 これが梁漁です。 産卵のために川を下る鮎などを捕るのに適しています。
所在地
愛知県豊田市平瀬町 カイド40-2
電話:0565-90-3799
URL:http://www.h-yana.com/index.html
地図
料金メニュー
- 鮎のつかみどり 650円(1尾)
※1グループ 4尾以上から。または定食を4,000円以上注文すると、定食の鮎塩焼き分の尾数の鮎をつかみどりできます。 - 炭焼きバーベキュー 中学生以上 一人1,800円(食材持込み使用料)
※予約制
※網、鉄板、炭は付いています。(炭の追加は500円)
定食
- 鮎塩焼き定食 2,000円
鮎塩焼き(2尾)、鮎めし、赤だし、漬物、デザート - 渓流定食 3,000円
鮎塩焼き(1尾)、鮎味噌田楽(1尾)、鮎唐揚げ(1枚)、鮎めし、赤だし、漬物、デザート - 平瀬定食 4,800円
鰻長焼き(1尾)、鮎塩焼き(1尾)、鮎唐揚げ(1枚)、冷し豆腐、鮎めし、赤だし、漬物、デザート
単品メニュー
- 鰻長焼き(1尾) 3,000円
- 鮎塩焼き(1尾) 650円
- 鮎唐揚げ(1枚) 650円
- 鮎めし 550円
- 焼きおにぎり(3個) 450円
- 赤だし 150円
- 冷しそうめん 500円
- 冷し豆腐 400円
- 鮎甘露煮(1尾) 400円
- 漬物 300円
- 枝豆 300円
飲み物
- 瓶ビール 650円
- 缶ビール 400円
- 冷酒 800円
- ノンアルコールビール 400円
鮎つかみどりの手順
予約優先になっているので、現地に着いて待つのが嫌なら、極力予約してから行った方が安心です。
鮎つかみどりの手順
- 平瀬ヤナに到着したら、まず受付で手続きしましょう。
気になる料金は前述の料金メニューで確認できます。 - 受付を済ませると、席を割り振ってくれます。 慌てて場所を確保する必要はありません。
制限時間は料理が出てきてから2時間です。
↑くつろげるスペースを2時間も利用できます。これはかなり嬉しい。 - 鮎つかみどり用のブザーと、料理用のブザーを渡されます。 ブザーが鳴るまで、子どもと川遊びをして待ちましょう。
- 鮎つかみどり用のブザーが鳴ったら、再度受付に行ってバケツをもらい、ヤナに行って順番待ちしましょう。
- スピーカーのアナウンスで名前を呼ばれたら、いよいよ鮎つかみどりのスタートです。 キャッキャと楽しそうにつかむ子もいれば、怖がってつかめない子もいます。子供の性格によってまちまちです。
↑うちの息子は怖がってつかめません。精一杯のタッチ! - 捕った鮎はバケツに入れて焼き場に持っていきましょう。あとは料理用ブザーが鳴るまで待つだけです。
- ブザーが鳴ったら料理の出来上がりです。 さっきつかみ取りした鮎が、塩焼きになって出てきます。塩味が効いて非常に美味しいです。堪能しましょう。
定食の鮎塩焼きもつかみどりできます。
↓写真は鮎塩焼き定食です。
以上が「鮎つかみどり」の手順です。イメージ出来たでしょうか?
持っていくと良い物
主に子供と一緒に遊ぶための持ち物です。
筆者の経験上、持っていった方がいいなと思う物をリストにしました。
- サンダル(マリンシューズ)
川遊びで役立ちます。サンダルでも充分ですが、脱げにくいウォーターシューズがあればより安心です。
親子ペアで使えるマリンシューズ - タオル
- 日焼け止め
- ワンタッチテント
これがあれば、日差しを防ぎながら、川遊びする子供を見守ることができます。
ワンタッチテント - たも網
魚やトンボなどの虫捕りにチャレンジしたい方は必要。
ちなみに、受付でも売っています。 - 虫かご
- 子供には水着
- 水鉄砲
平瀬ヤナでの遊び方
川で遊ぶ機会は貴重だと思いますので、一緒にたくさん遊んであげたいですね。
筆者が息子とした遊びを紹介します。良かったら参考にして下さい。
- 川の生物を探す
川には小さい魚やカニなどがいます。
魚を捕まえるには網が必要ですが、ほんとに小さい小魚ですので、見つけるのは難しいです。
筆者は受付で「たも網」を買って、魚を捕まえようとしましたが、結局一匹も捕まえられませんでした。 筆者には無理でしたが、周りには捕まえている人もいましたので、チャレンジしてみてもいいかもしれません。 - 水鉄砲で遊ぶ
川の水はひんやりと冷たいです、水鉄砲で撃ち合えば涼を取ることもできて一石二鳥です。 - 石を積み上げて遊ぶ
息子は石を積んでダムのようにして遊んでいました。 - 虫取りをする
トンボがよく飛んでいました。「たも網」があれば捕まえることができます。
↑少し見えにくいですが中央にトンボがいます。
川遊びができるエリアは限られており、川の深さは20cmほどなので、小さなお子さんでも安心して遊べます。
ただ、ごつごつとした石ころの上を歩くため、バランスを崩してころんでしまわないように注意が必要です。
平瀬ヤナでバーベキューもできる
筆者は利用しませんでしたが、バーベキューもできます。
食材持ち込みで中学生以上 一人 1,800円。
(網、鉄板、炭は貸出。炭追加は500円)
食材の調達は、平瀬ヤナから5km程の距離にあるAコープ下山店でできるので、手ぶらで出発しても大丈夫。
所在地:豊田市大沼町新井前東92番地
電話:0565-90-2009
営業時間:9:30-19:00(定休日:水曜日)
帰りには「しもやまの里」の巨大五平餅を食べよう
平瀬ヤナから4.6km程の距離にある「しもやまの里」では、20cmほどの大きな五平餅が350円で食べる事ができます。
平瀬ヤナの帰りに立ち寄り、休憩がてら五平餅を堪能するのがオススメです。
山椒が効いているので、もしかしたらお子さんの口には合わないかも知れませんが、うちの息子はペロリと平らげました。
↑かなり食べ応えアリで、大満足でした。
所在地:豊田市大沼町根崎47-1
電話:0565-90-3003
営業時間:9時~18時(4月~10月)
9時~17時30分(11月~12月・3月)
9時~17時(1月~2月)
店休日:木曜日、年末年始
まとめ
以上、平瀬ヤナの紹介でした。
都会の喧騒から離れて、マイナスイオンを浴びながら、鮎のつかみどりや川遊びができるのでとってもオススメです。
大人たちだけでも楽しめますが、幼児~小学生低学年までのお子さんがいる家族にちょうどいいと思います。
夏の思い出作りに行ってみてはいかかでしょうか?
「ぐっさん家」では川遊びの事が触れられていなかったのでちょっと残念。
ソーセージとハムの手づくり体験ができる「手づくり工房山遊里」とブルーベリー狩りが楽しめる「下山ブルーベリー農園」も紹介されており、筆者は知らなかったので今度行く時はプランに組み込もうと思いました。
余談ですが、筆者は子供ができて初めて「ヤナ」の存在を知りました。
もし息子がいなかったらヤナに一生行く事は無かったと思います。
息子のおかげで、まだ体験した事のない事を色々体験できてとても幸せです。
以上です。
読んでくれてありがとうございました。
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